11月6日(月)は、わかば幼稚園さんの山田宮古道路見学会が行われました。
主催は、舗装工事を行っている株式会社佐藤渡辺 東北支店さんです。
午前10時に現場事務所前に集合、元気よくご挨拶した後は工事の説明を受けました。

「新しい道路が出来ると、今までは着くまで時間がかかった病院に、これからは早く着くことができます」
幼稚園児たちにも理解しやすいように優しくゆっくり丁寧に説明する管理技術者の岩谷さん。

車で移動して山田北ICに着きました。


道路が出来てるー

アスファルトをよく見ると穴が沢山あります。
「雨が降っても水が溜まらないようにに穴が開いてるんですよ〜」の説明を聞くとすぐ触って確かめます。

「それではちょっと歩きましょう」
道路の真ん中を歩く機会なんてそうない経験なので、先生や保護者の方達も嬉しそう。

路肩の白い線はペンキを使用していますが、中央線などは厚みのあるほかの物質でできています。
ガラスビーズが入っていて、車のライトに反射して見えやすくなっているのです。
そしてやっぱり手で触って確かめる子ども達。「わー!キラキラしてる!」

アスファルトの境目。下り坂になっているので水は自然に下に流れるため穴あきのアスファルトではありません。

黄色の筒状の物体は「クラッシュドラム」といいます。

中には水が入った袋が数個入っています。
移動する時は袋を取り出せばいいので、水を直接入れるより便利なのです。

ここで通行ルートの説明。
山田方面から降りてくる道路と宮古方面へ向かう道路が交差しています。
どちらも一方通行で、山田方面へ出る側は一時停止。


次は建設機械の試乗体験です。
バックホウ、タイヤローラ、ダンプカーに試乗しテンション上がる子ども達。



背比べもさせてくれました。


ここで記念撮影

次は田名部トンネル内の非常電話・消火設備見学。
トンネル内の中央分離帯はコンクリートで作られていますが、所々車両や人が移動できるように稼働するものがあります。

「開いた!」

穴に気を付けてね
消火設備の説明。

中には消火器が入っています。使い方は家や職場にある消火器を同じ、ピンを抜きホースを構えてグリップを握ります。

その隣は消化ホース。

非常電話の説明。各所(消防等)につながるボタンがあります。

ここで解散。
元気よく「ありがとうございました!」とご挨拶しました。

株式会社佐藤渡辺 東北支店の皆さん、ありがとうございました。
途中、山田町の小学生がタイル張りした所に寄りました。
場所は宮古からトンネル内に600m、左側です。


参考:トンネル内装版(タイル張り)作業体験学習
http://yamada-kankou.sblo.jp/article/181340629.html三陸沿岸道路 山田宮古道路(山田ICから宮古南IC)は平成29年11月19日(日)開通します。
山田道路と宮古道路が繋がり、延長約27km、約25分で行き来することが出来ます。
あともう少しですね。
(千)
posted by 山田町観光協会 at 16:17|
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