岩手県のリアス式で有名な三陸海岸のど真ん中「山田町」にある
山田町観光協会の公式ブログ(vol.2)です。
山田の観光情報、おすすめスポット、旬の話題、復興状況など
発信してまいりますのでよろしくお願いします!

2016年04月27日

田の浜 稲荷神社

3月某日、田の浜を散策していると赤い鳥居が見えたのでお参りしてきました。

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一般道からは見えない所に静かに佇んでおります。

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長い石段。風情があります…

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狛狐(こまぎつね)さんがいました。

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笑ってる。

狛犬は「守護獣」ですが、狐(他にも猿や兎など)は「神使(しんし)」といい、神様の使いなのだそうです。お役が違うのですね。
(稲荷神は農業神で狐はその使いなのですが、お稲荷様=狐と広まったのは江戸時代からなそうです)

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台座に刻まれた文字「文化元甲子年」。
調べました。1804年です
11代将軍 徳川家斉の時代。葛飾 北斎44歳。

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タイトルに稲荷神社としましたが、神額が見当たらなかったので自信がありません。
山田町史の神社リストを参考にしました。

(千)
posted by 山田町観光協会 at 15:38| Comment(0) | 史跡

2016年04月25日

居磯大権現 その@

大沢地区にある「おりそー様」と呼ばれている「居磯大権現(おりいそだいごんげん)」。以前、燻製づくりに参加した時に聞いた話だと、ご縁日が旧の3月3日なそうですが、当日は行けなかったので別の日に行ってきました。
ご縁日の日に、昔はおりそー様をまぶっている(守っている)人たちがお団子などを売っていたそうです。
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おりそー様の水は目の病気に効くと言われていたそうで、たくさんの方がお参りに来ては、水で目を洗ったり、水を汲んで持ち帰っていたそうです。ここから汲んでいたのでしょうか。
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先へ進むと鳥居がありました。
この苔むした感じが味のあるイイ雰囲気ですぴかぴか(新しい)
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不動明王さまが祀られています。
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さらに進むとまた鳥居がありました。
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大きい石がありました!大沢地区に多い姓の「箱石」もこの箱型の石にちなんでつけられたとも言われているようです。
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居磯さまの由来は、北行中の義経御一行が大沢のとあるお宅にお世話になったとき、こちらに祀られていた権現様をお参りされていたそうです。義経が大沢に逗留中によく磯遊びをしていたことから「居磯」と命名し、兄頼朝と袂を分かつ決意をしたのが3月3日であったので、この日をご縁日にしたとも伝えられています。(「大沢の七籠り」参照)

とても由緒ある権現様なんですね。山田で生まれ育っても知らないことや行ったことないところがたくさんあります。神社をお参りして癒されるお年頃、また新たに癒しのスポットができましたるんるん

居磯さまにまつわる話は諸説ありますので、またいつかお伝えできればと思います!

(福)


posted by 山田町観光協会 at 11:00| Comment(0) | 史跡

2016年04月20日

荒川の道標

山田にある5基の道標のうちの一つが荒川地区の加倉の分かれ道にありました。
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「文化弐歳 右ハ福士長沢道 左ハ小川穴治道 町畑 丑ノ十一月日 岩間」
町畑=那智畑生まれの岩間が追善供養のために建てたものと言われている。(山田町史参照)
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昔の旅人さんたちはこの道標を見て旅していたんですね。
左に行くと多久里の滝の方へ行くのですが、右へ行くと宮古市の長沢へ行けるようです。


「右ハ福士長沢道」の方へ行くと、大川が流れています。ここで「オシドリ」に会いました!水辺の木陰を好むそうで、なかなか姿を見せてはもらえず・・・運が良ければ会えるかもしれませんよ!
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(福)



posted by 山田町観光協会 at 12:35| Comment(0) | 史跡

2016年03月27日

船越御所跡

船越御所跡へ行ってみました。

震災前は町の案内板が立っていたところです。
このブログの前身「かきくけこ通信」でも取り上げていました。
http://yamada-kankou.seesaa.net/article/172359630.html
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現在は案内板も鳥居もなく、階段も所々破壊されています。

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頑張って登ってみました。

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館山八幡宮

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ご挨拶してから奥に入ります。

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笹藪をかき分けじわじわ進みます。
どこを見ても同じ景色で、しゃがんで見渡しながら北端まで歩いてみました。

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石碑の様なものがあるかと探してみたのですが見つからず…

北側真ん中付近で見つけた石。
意図的に円になるように置いたのでしょうか。

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館であることがわかるところ。平地が段になっています。
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ここも
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船越御所全体

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所在地 山田町船越
跡 主郭 帯郭 空堀
規模 180m×80m 標高15m

船越駅から東に約800mの所に、船越半島から半島の頸部の低湿地に突出した海岸段丘の基部が切られて独立した小丘陵ができている。この小さな丘の南側に削られた急崖はそのままに、北及び東の斜面を切って、一重、あるいは二重の帯郭をめぐらして造られているのが船越御所である。(宮古地方の中世史 古城物語)
(山田町史より)




posted by 山田町観光協会 at 14:35| Comment(2) | 史跡

2016年03月16日

田の浜 小田の御所跡 その3

二つ目の宝珠印搭を求めて行ってきました田の浜へ。

館(たて)を連呼している当ブログですが、改めて館とは
「東北地方では、周囲に堀や土塁を巡らした防御施設を持つ遺跡」をいいます。
丘陵、山の地形を利用して作られた砦とでもいいますか。

簡単な図にしてみるとこんな感じ(小田の御所跡じゃないですよ)
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山を削ったり盛ったりして作ります。

初めて足を踏み入れた時「わ、ここ平地になってて歩きやすい!」と思ったところは人工的に作られた場所だったんですね。

そして宝珠印塔。

先日見つけた宝珠印塔です。
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ひょっとして年号も記してあるのでは!?とひっくり返してたところ
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「…二亥?五月吉日」
上部が欠けていてよくわかりません。

そこから右方向に目を凝らしてみると、ありました。

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一本の木に2基共倒されたようですね。

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字が彫られているであろう部分は見つかりませんでした顔文字、表情、気持ち_m.GIF


小田の御所跡は今回でおしまいです。

次回前須賀にある船越御所跡につづく!

(千)









posted by 山田町観光協会 at 15:14| Comment(2) | 史跡