2022.11.5(土)晴天
自衛隊山田分屯基地の敷地内に十二神山頂上があります。
ですから、勝手には、登れません。陸中海岸青少年の家主催で登ることが出来ました。
今回の参加者は、50代〜80代約50名と伺っております。
標高:731m時間にして登り3時間、お昼休憩1時間、下り1.5時間の日程でした。

山田町総合運動公園野球場前にて、受付、開会式を行いなした。

駐車場から自衛隊入り口ゲートまで車で移動したら、今日お世話になる自衛隊の隊員さんが待っていてくれました。お世話になります。
頂上までは、ず〜と上り坂です。平らな所が無くて登りっぱなしです。と言われて(;'∀')・・・
登り切れるか、不安いっぱいでスタートしました。

しばらく登って行くと色々な木がくっついた大木がありました。倒れないようにつっかえ棒がしてありました。休憩を取りながら、登ります。

十二神山は花崗岩(かこうがん)に挟まれた安山岩(あんざんがん)の山です。
と、ジオガイドの伊藤さんが教えてくれました。

登って行くと、3000とか2500とか数字が出てきます。これは頂上まで、後何mあるか。という数字です。最初に見たときはもう3000mも登って来たんだと思いましたが、後3000mと聞かされた時は、ドドッと疲れがでてきました。皆さんからは「えー」と声が漏れていました。気を取り直してまた登りましょう。

登って行くうちに、綿あめのような甘い香りが時々漂ってきます。正体は桂の木でした。葉っぱが落ちてくると甘い香りがするそうです。ハート形の葉っぱで縦に線が入っている可愛い葉っぱです。その葉っぱを嗅いでみると、私は綿あめの香だと思いました。これも山登りの楽しみの一つですね。

沢を見つけました。休憩を取りながら沢についてガイドをして頂きました。十二神山から流れ出る沢は重茂側や宮古湾や山田湾に注がれています。ブナ林の腐葉土には植物の光合成に必要な鉄を含むミネラルが含まれています。これが海に運ばれると植物プランクトンが大量に発生し、魚や貝も増えるという連鎖を作り出します。十二神山の自然林を守ることは、宮古と山田の海を守ることだそうです。大切ですね。

前を歩く方々が大自然の紅葉の中を気持ちよさそうに、でも足はキュンキュンして歩いていると思います。
私の足もキュンキュンです。まだかなー基地は!

と、思っていたら出ました、“500m”あと少しで基地に到着です。

基地の入り口に到着でーす\(^o^)/皆さん安どの表情で写真を撮っていました。

基地の中から見える風景は豊間根地区です。
ここから十二神山の三角点を目指します。

ここが十二神山の三角点です。狭いです。5人位登ると満員です。遥か向こうに山田湾が見えます。そして小島も見えます。

731m登ったぞ。v( ̄Д ̄)v イエイ
風が冷たくなってきました。

午後1時になっていました。お腹ペコペコです。体育館2階で持参したお弁当をほおばりました。
自衛隊の方が体育館を温めてくれていたので、眠くなる人もいたし、足、腰がつらくて横になる人もいました。リラックスできました。
そして、スライドと動画で、航空自衛隊の仕事・山田分屯基地の役割などを紹介してくれました。
カッコよかったです。

昼食休憩が終わってヘリポートに登りました。

ヘリポートに集まって集合写真を撮りました。ここも見晴らしがよかったです。柵が無いのでちょっと怖かったです。

下山の時間です。登ってくるときはスタッフの方に
どんぐりなどの木の実を拾って下さいとお願いされて、皆さん下を向いて歩くことが多かったと思います。下山の時は、上を向いて紅葉を楽しみながら歩いて来ました。

しかし、下山はず〜と下り坂の連続です。早足になるのでブレーキをかけながら、膝とふくらはぎに凄く負担がかかります。足の親指も痛くなってきました。それでも登る時の半分の時間で、下山できました。

自衛隊の隊員さん達にお礼を言って、駐車場に帰ってきました。そして、各自拾った木の実をスタッフに渡しました。思ったより皆さんたくさん拾っていたんですね。

私はこれくらいしか拾えませんでした。虫食いが多かったからです。
余談ですが、
どんぐりに付いているヘタを皆さんは何と呼んでいますか。私は、帽子だと思っていました。今回配られた
どんぐり検索表には、ナ・ナ・ナ・なんと
パンツと呼ぶのです。ですからヘタの外れたどんぐりは「パンツが脱げてるどんぐり」とか「パンツだらけだ」とか言って笑っていました。

どんぐりのお礼にくりっこ屋の味噌パンを頂きました。
とても、美味しかったです。
閉会式をして、解散になりました。スタッフの皆さん有難うございました。
とても貴重な体験をさせて頂きました。
おまけ 筋肉痛が2日後に出ました。痛たたたた。
(博)
posted by 山田町観光協会 at 16:47|
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