

古代〜中世の鉄生産関連遺跡です。
場所は船越第6地割。屯所奥の現在集団移転のため切り崩している場所です。
そこから遺跡が発掘されました。
空撮画像です。
参加者は100名以上。
製鉄炉跡
製鉄炉跡:鉄のように見えますが「鉄滓(てっさい)」という鉄生産時に出る鉄のカスのようなものだそうです。
鉄滓は3トンほど出土したそうです。
丁寧に説明するセンターの方。
遺物展示場
戦前と思われるビール瓶。時代を超えてこの場所で人の営みがあったのでしょう。
石器も出ました。
小刀
「羽口(はぐち)」と呼ばれるものです。沢山ありました。
発掘作業は6月30日までとなっています。
更に詳しくは公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターのHPをご覧ください。
当日の説明会の資料はこちら。yakeyama.pdf
山田町にはほかにも遺跡があります。
石峠U(いしとうげ2)遺跡、沢田V(さわだ3)遺跡、間木戸T(まぎど1)遺跡、浜川目沢田T(はまかわめさわだ1)遺跡など現在調査中です。
縄文時代の山田の人々の生活に思いをはせる…ロマンですね

(千)