『旅するクジラ』とは、華道家の前野博紀さんが、震災で大量に発生したがれきを使い、各地の子どもたちと作り続けている、がれきアート作品です。
今日、子どもたちが描くカラフルな絵を、がれきのクジラに飾ったら、完成です。

こちらが、華道家の前野さんです。
今まで宮城県の南三陸町や、岩手県宮古市で、ワークショップを開催してきました。
「花が咲くために必要なものは何か?それは闇です。暗い夜があるからこそ花は咲きます。震災という闇を糧に、花を咲かせられる人になってほしい」と語ってくださいました。

1年生51名の生徒さんが、「大切なもの」をテーマに描いていきます。

色鮮やかな絵が完成しました

皆さんの「大切なもの」。それは、家族であったり、命であったり、自然であったり、亡くなった家族の形見の品であったり…。
それぞれの絵に、大切な想いがありました。

『旅するクジラ』は山田町へ寄贈され、明日からは中央公民館、そして鯨と海の科学館が再開した時には、そちらへ展示されます。
代表の生徒さんから、「私たちの絵で、みんなが元気になってほしい。」との言葉がありました。

最後に、旅するクジラと一緒に、みんなで記念撮影です



子どもたちの大切な思いをのせて完成した「旅するクジラ」。
明日から、中央公民館で展示されますので、ぜひ、ご覧ください(^_^)/
(佐)
ステキなオブジェ。
鯨と海の科学館でも、是非是非拝見したいです。