(仮称)豊間根トンネルは三陸沿岸道路(山田宮古道路)の豊間根から津軽石方面に抜ける延長709mのトンネルです。
午前9時、荒川小学校全校児童38名がバスで到着。
そのままトンネルの中に。
そう、すでに650m掘り進められていたのです!
入口付近でほーっとしていた私、速足で追いかけました

工事の説明を聞く荒川小学校児童の皆さん。
国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所建設監督官の佐々木さんが、空から見た工事の進み具合などわかりやすく説明します。
豊間根トンネル工事を担当している東急建設の安野所長さん。
「トンネル工事では全国からやってきた人たちが、2交代で昼も夜も働いています。約60人の作業員が働いています。家族と離れて暮らしているのがちょっと寂しいかな」
子どもたち真剣に聞いていました。
学年ごとに三つの班に分かれて移動します。
それぞれ担当のお兄さん2人が優しく案内。
途中の橋のようなものは、前方のトンネル掘削と同時作業ができるように設置されているそうです。その橋の下では『インバート』といって、下にコンクリートを打ってトンネルを一体化にし、周りからの力を抑える役割をしているそうです。
下を覗いてみたところ、コンクリート打つ前の鉄筋を設置する準備をしていました。この橋は油圧式で、尺取虫のように移動させることができるそうです。
この機械は日本で一番大きいそうですよ。全国でも2台しかない最新鋭のセンサー付集じん機で、作業員の健康を守るため、フル稼働しています。
突き当りでは、ドリルジャンボという重機に乗り、子供達が作業員さんと一緒に一人ずつ操縦体験をしました。
楽しそう。
この大型機械は、ロードヘッダーといって、先端のドリルを回転させ、トンネル断面をグリグリ掘っていきます。
掘削した土砂を、場外に運ぶ25tダンプを操縦体験。
左右にハンドルを切りクラクション「パーン!」
見学が終わり、外で記念撮影です。
質問タイムの後、「ありがとうございました」
もう少しで貫通する(仮称)豊間根トンネル。
貫通式が楽しみですね。
工事見学のお申し込み・お問い合せ先は三陸国道事務所 総務課(地域づくり担当)
TEL. 0193−71−1711
FAX. 0193−71−1734
メール:sanriku@thr.mlit.go.jp
http://www.thr.mlit.go.jp/sanriku/index.html
までお願いいたします

(千)
トンネルは普段何気に通過しているけど、壮大な時間と人手が掛かっていますよね。釜石から山田町への道のりにもトンネルが沢山有りますが、昔は手作業で掘ったのでしょうか?。
子供たち、特に男の子達は大きな機械に興奮したことでしょうね。
600メートル全力疾走お疲れ様でした(笑)。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
さて、何気に新聞のテレビ欄を見てたら、今晩7時30分からNHKで(SMAPプロゼンツNHKのど自慢IN山田町)が放送されますね。沢山の山田町の皆さんの笑顔を楽しみにしていますね。
放送エリアは東日本?東北地方?福島県?、兎に角山田町の元気が視聴者の方々に届いて欲しいですね。録画予約しておきますね。
三陸海岸の道はは難所が多く、昔鞭牛和尚という人が「げんのう」を手に道を開拓したそうです。各地に碑が残っています。今は最先端の機器を使って確実に掘り進めています。すごいことですよね。のど自慢は先刻放送ではないでしょうか。