岩手県のリアス式で有名な三陸海岸のど真ん中「山田町」にある
山田町観光協会の公式ブログ(vol.2)です。
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2015年06月27日

クク井遺跡

6月20日(土)の午前中「クク井遺跡」発掘調査現地説明会がありました。場所は船越海蔵寺から少し入ったところにあり、南向きの斜面地に立地しています。防災集団移転促進事業に伴い調査を行っているところです。クク井という地区名だからクク井遺跡なそうですが、「クク井」という地区名を初めて知りましたあせあせ(飛び散る汗)
平安時代の鍛冶工房跡と縄文時代前期〜中期の集落跡が見つかっています。
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平安時代の竪穴住居
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カマド
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工房跡の鍛冶炉
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工房跡から出土した羽口
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ここからは鉄の斧や矢じりなどが出土されたことから工房跡の証明になるのではないかとのことでした。
鍛冶炉.JPG

カマドの隣の大きな穴は食器棚のようなものとのことでした。上に続いているのは煙道(えんどう)という煙突のようなものになるそうです。ここは狭い竪穴住居らしく、鍛冶工房の休憩所みたいなものではないかという説明がありました。
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そして、この上記の平安時代の竪穴住居のすぐ隣には縄文時代前期の竪穴住居がありました。歴史のコラボ!感激です顔だよ。笑う_m.gif
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縄文時代の住居。全長12m、幅5mの竪穴住居跡としては大きいものだそうです。下(写真では右側へ)に行くにつれて壁がなくなっているのは崩れがひどかったのではということでした。
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このUbという断面に川砂のようなものが混じっていることから雨で流れてきたのではということがわかるそうです。
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この「鍛造剥片(たんぞうはくへん)」(鉄を打つ時に出る欠片)や「鉄滓(てっさい)」(鉄のかす)がでたことから平安時代の鍛冶工房であったという証拠になるそうです。
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縄文土器。
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石製のイヤリング。縄文時代のオシャレなんでしょうか。
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同じ日の午後には間木戸遺跡の説明会もありました。次回報告したいと思います(^^)
(福)
posted by 山田町観光協会 at 17:21| Comment(2) | 史跡
この記事へのコメント
うわー!凄いですねこんなのが出てきたらワクワクします。東北は縄文遺跡の宝庫です。きっと豊かに暮らす人々であふれていたのでしょう。鉄滓がが出たのなら鉄鉱石はどこから運んだのでしょうかね?鉄鉱石は重いですよ。実は、昨年の5月に釜石にある橋野高炉跡で鉄鉱石を見つけました。今も持っています。私の宝物です。
Posted by 鈴木 照 at 2015年06月29日 08:26
>鈴木 照様
遺跡などみているだけでワクワクしますね。どのような暮らしをしていたのか考えるのも楽しいですね。鉄鉱石って重いんですね。ほんとにどこから運んだんでしょうね。
Posted by 観光協会 at 2015年07月02日 13:30
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