「かりんとう」や「だがし」「いかせんべい」など、昔ながらの味を大切にしているお菓子屋さんです。店内ではお菓子の販売や、お菓子作りをされています。

お伺いした時は、出来上がったかりんとうを袋詰めする作業をされていました。一日一種類のお菓子を作られているそうですが、かりんとうだけは2日がかりで作るそうです。

この日は約200袋のかりんとうができあがりました。

渦巻き型のかりんとう、この辺では定番の形ですが、県外の友達は初めて見たときビックリしていました。伸ばした生地をクルクル巻いて、薄く切って揚げるそうです。生地を薄く切る所が見事なそうで「見たら感動するよー」と奥様。見ったがった〜!!

そして、この日の作業も終わりかと思いきや、あんこ登場!!

イイにおい〜

大福などは注文を受けて作られます。夜に注文がくる時もあり、そうなると夜中からあんこを作り始めることもあるそうです。この練ったあんこで、次の日は大福づくりをされるようでした。

くりっこ屋さんといえば、栗の形をした「くりっこ焼き」もありますね。お祭りなどのイベントでしか食べられないくりっこ焼きですが、昔は大判焼きを作っていたそうです。くりっこ焼きに変わってから「くりっこ屋さん」と呼ばれるようになって、そのままお店の名前になったそうです。
ご家族で営まれているくりっこ屋さん。みなさん、とってもやさしく朗らかで、お菓子がやさしく懐かしい味がするのも、なんだか納得なステキなご家族でした。お忙しいのにありがとうございました(*^▽^*)

(福)