このブログの担当だった(佐)センパイが行った織笠の馬指野の奥、萩野平。その先に「矢立の滝」はありました。
(以前のブログ→「萩野平へ」)
2つ目の「萩野平一里塚」の道標です。これを右に見て進みます。

ここからも鯨山へ行けるんですね。

さらに進むとまた道標がありました。「鯨山まで2.1キロ」ここを行きます。この道は「オランダ街道」と名付けられていました。


途中には小さい滝も見えました。

雨が降ったからできたであろう沢を渡ると、さみしいケヤキがありました。その昔、織笠の舘神というところにお城があって、大槌から鯨峠を越えて敵が侵入してきたそうです。守り手側で矢を射たところ、ケヤキに突き刺さったとか。だから「矢立の滝」なのでしょうか。

このまま進むと「矢立の滝」へ。左は「鯨山」へ行くようです。

そして、「歴史の道」へ


これもただの木じゃないんです。よーく見ると鳥居だったようです。昔はこの鳥居を通って滝へお参りしてたのでしょうか。

そして、たどり着きました!「七滝!?」急に名前が変わってビックリしましたが、矢立の滝は七滝とも呼ばれているそうです。

前日に雨が降っていたこともあるのか水量もあって、とても素晴らしい滝でした!水の流れで近くの葉っぱがソヨソヨ揺れて、滝のそばはとっても涼しい。あちこちにある「コケ」にも心をくすぐられました。「コケ」ってめんこいんですね


帰り道には、本当は滝にたどり着くまでに会えるはずだった「水神宮さま」が現れてくれました!同じ道を通っているのに不思議です。ただ見過ごしただけなんでしょうけどね


さらに、この道のどこかにあるであろう「天明碑」も探しながら歩きましたが、見つけることができませんでした。(後日、再び訪れた師匠は「天明碑」を見つけたそうです。)
この桜の花びらが散りばめられた街道が何とも言えない風情があって、次は桜の季節にも歩いてみたくなりました。でもその前に、天明碑を見に行けたらと思います!

(福)