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2015年12月04日

川向T遺跡発掘調査現地説明会

11月20日、「川向T遺跡発掘調査現地説明会」が行われました。

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川向T遺跡は今から1300年〜1400年前の遺跡で、狭い尾根の上にあります。
場所は大沢第2地割、「やまだ観光物産館とっと」の近く。

竪穴住居跡1棟、工房跡1棟、住居状遺構1棟、土抗14基が確認されました。

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山田町教育委員会生涯学習課課長挨拶後、一列になって現場まで登ります。

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雨が降った後で、柔らかい土が泥となり足元がつるめるつるめる。
気をつけて上がっていきます。

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上から見下ろすとこんな感じ

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一番高いところにある竪穴住居跡、一辺が6.8mの正方形のようです。
足場が狭く、全体を見下ろせるように写真に撮れませんでした(>_<)
全体図の広いところになります。

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尾根に沿って下の方にあるのが工房跡。
右側が少し削れていて、これは昭和30年ごろ旧大沢中学校(現在の山田消防署)を建設する際に一部が削られたものと思われます。

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子鍛冶炉(こかじろ)、壁溝、柱穴、土抗が見つかっています。

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竪穴式住居跡と工房跡の間にある住居状遺構

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出土した遺物を展示していました。

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鉄鉗(てつはし)

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鉄製馬具の引手と鏡板、刀子

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鍛造剥片と貝殻片

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砥石と鉄滓(てっさい)

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土師器(はじき)、羽口(はぐち)


小鍛冶の作業風景を絵にしたもの

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二人一組になって鉄製品を作っていたと思われます。

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調査終了後は高さ半分程に削られ避難所が建設される予定です。

(千)
posted by 山田町観光協会 at 11:10| Comment(0) | 史跡