12月4日(木)山田町立豊間根小学校の児童による三陸沿岸復興道路「山田第2トンネル」及び豊間根地区の工事現場の見学がありました。
8:50に現場集合ということで少し早い目に現場事務所に到着。事務所はブナ峠の国道45号線沿いです。
その時のブナ峠の気温は…

マイナス1度…

最初に、第2トンネル工事の現場見学になります。
こちらの現場は9月頃に取材をさせていただいた、熊谷組・アイサワ工業・株木建設JV(以下、熊谷組JV)さんです。
以前来た時にはなかった足場がトンネルの入り口にできていました。工事が進むにつれて中に進んで行くそうで、もうすぐ入り口の足場もなくなるとのことでした。

子どもたちがやってきました。
豊間根小学校(豊小)の生徒さん98名とのことで、前半4〜6年生、後半1〜3年生とわかれての見学です。
初めにマスクとヘルメットの着用から


トンネル入り口では、三陸国道事務所佐々木建設監督官による復興道路の役割や

熊谷組JVの藤原所長さんや小西さんからトンネルについての説明を聞きます。
第2トンネルは大沢からも工事が進められているということや、トンネル入り口から豊小までは約2kmなど。思わず振り返って豊小方面を見てしまいます。

が、もう一山ほど向こうになるのでしょうか。見えませんでした


いよいよトンネル潜入です

ここからは各学年に分かれての見学となります。

入ってすぐの所には白いビニールシートが貼られています。トンネル内への漏水を防ぐための防水シートなんだそうです。いずれはコンクリートの壁になるのですが…

その前になんとそこへのお絵かきタイム

道路ができて、ここを通るときに自分たちが描いた絵があるんだと、思い出してほしいというお話もありました。
「6年生は小さい子も書くから上のほうに書いてねー」と先生。
恥ずかしそうにしている子も見られましたが、いざペンを持つとみんな集中していろんなことを書いています。


ちなみに、1〜3年生たちはこんな感じで書いていました。
かわいらしいですね


そして、中ほどに進むとトンネルについてのお勉強です。

その先では重機についてのお話です。
「このタイヤはいくらかな?」「このチェーンの役割は?」
などの、所長さんの質問に元気に答えていく子どもたち。

ちなみに、タイヤは約20万、チェーンはタイヤを守るためにあるんだそうです。

この重機は…

子どもたちが操作を体験していました



最後に記念撮影です。

と、ここで終了かと思いきやバスで移動し、続いては豊小に近い現場の見学です。
新田地区の盛土工事現場になります。
案内してくれるのは本間組の早川さんです。

バスを降りて坂道を上ります


こちらでも、工事の説明などを聞きます。

そして、待ち構えるダンプにバックホー





作業中にでてきた石を発見した数名の子供たち。

あっという間に、人だかりができました

「よかったら学校にさしあげますよ

」などと和やかな雰囲気です。

そして、学校までは歩いて帰って行きました…


最後にこちらは、お絵かきの全校生徒さんが描いた作品です


山田宮古道路ができるころには、今よりお兄さんお姉さんになっているんでしょうね

豊間根小学校の皆さんお疲れ様でした!
熊谷組JVさん、本間組さんありがとうございました!

工事に関するお問い合わせや、現場見学してみたいという方は
三陸国道事務所 総務課 地域づくり担当0193-71-1711へお願いいたします

(福)
posted by 山田町観光協会 at 16:51|
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