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2014年01月16日

小谷鳥の割畑沢T遺跡

先週11日、船越半島の小谷鳥地区で遺跡の発掘調査の説明会が行われました。

小谷鳥の遺跡「割畑沢T遺跡」は、だいたい4500年前、縄文時代の中期後半の集落跡です。
今回は直接行けなかったので、鯨館職員から写真を撮ってもらった写真を掲載します。

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土器や石器の出土品です。

DSC03704割畑沢遺跡-2.jpg
割畑沢T遺跡は小谷鳥側の海を臨む、南向きのゆるい斜面にあります。
この遺跡からは竪穴住居跡が20、貯蔵用の穴が13、焼土跡が3見つかったそうです。
DSC03719割畑沢遺跡-2.jpg
住居跡は直径4m〜8mが見つかっています。
直径4mの円の面積を計算すると約12.5u、6〜8畳の部屋を想像するといいと思います。8mともなると約50u、結構広いですね家

今回最大の発見はこの「複式炉」だそうです。
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複式炉は縄文時代の東北中心にあったいわゆる竈(かまど)の形ですが、山田の他の遺跡から出てきている炉とは形が違うのだそうです。
「前庭部」とよばれる皿状が無いこのパターンは仙台など東北南部に見られます。

DSC03709割畑沢遺跡-2.jpg
当時この辺はなかなか賑やかだったのだろうなと思います。
昔は今以上に海の存在は大きかったのだな、とも。
ご先祖様たちの生活ぶりは、なかなか想像力を掻き立てられます(*^_^*)
(和)
posted by 山田町観光協会 at 13:36| Comment(2) | 史跡