岩手県のリアス式で有名な三陸海岸のど真ん中「山田町」にある
山田町観光協会の公式ブログ(vol.2)です。
山田の観光情報、おすすめスポット、旬の話題、復興状況など
発信してまいりますのでよろしくお願いします!

2013年07月22日

ジオパークとは

一昨日の20日、宮古の浄土ヶ浜パークホテルで「三陸復興国立公園指定記念セミナー」が行われたので行って来ました。車(セダン)
DSCF2442-2.jpg

この岩手県沿岸はいままで「陸中海岸国立公園」に指定されていたのですが、このたび青森県八戸市の種差海岸と階上町の階上海岸・階上岳を加えて、「三陸復興国立公園」となりました。ぴかぴか(新しい)
130720.jpg

それに伴い、環境省の方や時事通信の方からジオパークについての色々なお話を伺いました。

ジオパークとは、科学的に見て貴重な、また美しい景観の地質の遺産といったところでしょうか。
大地を保存し、ジオツーリズムなどを通して活用していくことを目指します。

DSCF2464-2.jpg
環境省の東北地方環境事務所長の徳丸さんは、ジオパークの成り立ちや(そもそもはアメリカが発祥)、みちのく潮風トレイルやエコツーリズムなど、三陸沿岸のジオパークに向けての取り組みをお話してくれました。

DSCF2505-2.jpg
続いてジオパークの活動をなさっている時事通信社の中川さんの、ジオパークについてのお話です。
中川さんは兵庫県の芦屋市の出身で、街のすぐ身近にある六甲山に慣れ親しんできたのですが、それが地震を引き起こす断層の山だと阪神淡路大震災の後に知ったのだそうです。
地震の山だとしても、山を嫌いにはなれない。でも、そこに住む者の作法として、恐ろしさを知っておくべき、という言葉には、一つ一つうなずかされました。
私たちの場合は、海を嫌いになれない、でも海が恐ろしい事を忘れてはいけない、という風に当てはまりますね。

神戸での子どもたちに理解してもらうための断層の実験や、他の地域のジオパークの取り組みを紹介してもらいました。
DSCF2559-2.jpg

DSCF2483-2.jpg
日本列島はどこもドラマチックな成り立ちをしています。
北上山地〜三陸海岸の南部は日本で一番古い地層を含んでいます。
DSCF2577-2.jpg
地元の大地の凄さを知ることで、その土地の人に誇りや愛着が生まれ、そして、その地に潜む災害の危険を自覚もします。

DSCF2527-2.jpg
田野畑のサッパ船ツアーで人工物は壊れたけど、自然のものはそのままだ、と誇らしげに言うガイドのおじさんの言葉が印象的だったそうです。


また、久慈市とや大船渡市の市長さん、副市長さんから、ジオパークに向けての取り組みを紹介してもらいました。
DSCF2598-2.jpg
DSCF2605-2.jpg
両市とも、地元の海が誇らしいのだな、という事が感じられました。

ジオパークは、認定されたらゴールではなく、そこからみんなで育てていく、といった性格のものなのだそうです。
もっと深く勉強してみたいと思わせてくれるセミナーでした。
(和)
posted by 山田町観光協会 at 18:14| Comment(0) | 行ってきました