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2013年07月01日

間木戸遺跡の発掘調査

おととい6月29日の午前中、工事のための間木戸遺跡の発掘調査結果の説明会がありました。
間木戸遺跡は古代に鉄作りのムラがあった事が確認されていますが、さらにそれより前、縄文時代にも繰り返し住居を建て直して暮らしていた跡が見つかっています。

間木戸遺跡は三陸道出入り口の奥側にあります。
集合場所は柳沢の山田病院の裏手でした。
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小雨の降る中でしたが、たくさんの人が集まりました。

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まずは間木戸X(5)遺跡に向かいます。
奥に見えるのが間木戸X遺跡、手前にある間木戸U(2)遺跡を左手に見ながら進みます。すぐ近くを沢が流れていました。

間木戸X遺跡からは古代(1250〜1350年程前 奈良時代くらい?)の製鉄炉と、作業のためと思われる家の跡が発見されています。
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この辺りの土からは砂鉄が豊富に採れ、山に囲まれ(木→燃料)、沢もある、製鉄にもってこいの立地だったようです。
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見学中も発掘作業は続けられていました。

続いて間木戸U遺跡です。
古代の住居跡が5棟見つかりました。
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どの家もかまどは北側にあり、また住居跡から矢じりや貝、ウニのとげなども見つかったそうです。)^o^(
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また、同じ場所に縄文中期頃の住居跡が重なって見つかりました。
何度も建て直しては暮らしていたようです。
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かまどの跡です。(十字部分が当時の底面です。調査のためさらに掘られました)
周りと比べると、火を受けた面が高温で熱され赤くなっているのが分かります。

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テントの下では土器や矢じり、貝などの出土品が展示されていました。
貝の種類についてワイワイと話したり、小さなウニのとげなどに、よく分かったなぁ、と皆さん感心していました。

古代のムラは鉄作りのための集落で、縄文のムラは純粋にここが暮らしやすくて住んでいたのではないか、という事でした。
古代の人たちも縄文の人たちの気配を感じながら生活していたのでしょうかね(*^_^*)
(和)
posted by 山田町観光協会 at 11:35| Comment(2) | 史跡