岩手県のリアス式で有名な三陸海岸のど真ん中「山田町」にある
山田町観光協会の公式ブログ(vol.2)です。
山田の観光情報、おすすめスポット、旬の話題、復興状況など
発信してまいりますのでよろしくお願いします!

2013年07月17日

畠山遺跡A

昨日に引き続き畠中遺跡です(^_^)/

遺跡隣のプレハブ小屋の中では、遺跡からの出土品が展示されていました。
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人が多かったので2組に分かれたのですが、それでも満員です。
剥きだしで展示されている出土品の数々…、なんと触れるのです!

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鉄滓(てっさい 鉄を取り出した後の不純物の塊)です。
持ってみると鉄のように重く、なるほど鉄かあ、と感心したのですが、これはいわゆる搾りカスで、鉄はまず残っていないのだそうです(^^;ゞ
戦時中はこの鉄滓からさえ鉄を取り出そうとして結局取れなかった、などという話も聞きました。
残さず搾り取った古代の人凄いですね。

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石鏃(矢の先)や石匙(包丁)など、石器の細工がなかなかに精工です。
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実際に触ってみると、先端がきちんと尖っています。

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縄文土器も素晴らしい造形です

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この小さな顔は人面付き土器、つまり土器の飾りの一部ということになります。
凝っていますね。

土偶です。
土偶ってもっと大きいかと思っていたのですが、実際に見てみると片手で持つタイプのお人形さんのようでした。
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左上の顔がなんだかかわいいです(*^_^*)

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今回私が一番驚いたかもしれないのがこの飾り玉、1cmくらいの玉に模様が入れてありました。どれだけお洒落なんでしょう、縄文の人たち。

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こちらが今回の目玉、縄文後期の捨て場から出てきたヒスイのペンダントですぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

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当然ですが、山田町はヒスイの産地ではありません。
ではどこかというと、日本でヒスイの産地は新潟県の糸魚川(いとかわ)なのだそうです。
糸魚川から大浦までどのような経緯でやって来たのかは分かりませんが、4000年前の流通やヒスイを持つような人がいた事など、このヒスイからさまざまな事が推測されます。

今回の発掘調査は、大浦のそして山田町の歴史の新発見がたくさんありました。
発掘調査には、山田町の他に富山県や千葉県からの調査員の方々が協力してくださいました。
また実際に作業された方など、発掘調査に携わった皆様ありがとうございます。
(和)
posted by 山田町観光協会 at 13:52| Comment(0) | 史跡

2013年07月16日

畠中遺跡@

7月13日、畠中遺跡の発掘調査説明会がありました。
畠中遺跡は船越半島の大浦地区の遺跡です。
年代としては縄文時代後期(約4000前)、縄文時代晩期(約3000年前)、そして古代(1300〜1200年ほど前)の跡が見つかったそうです。
すぐ隣には中世城館の大浦城館があります。
大浦の避難道路を作るにあたり、急きょ発掘調査が行われました。

天気はあいにくの小雨でしたが、たくさんの人が集まりました。
予定より人が多かったため、遺跡と出土品と2手に分かれての見学です。
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まずは発掘調査の順序を説明していただきました。
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ただやみくもに掘るのではなく、荒掘りや実測など、手順を踏まえて掘っていくのだそうです。
白線でなぞっているのが古代の跡、それ以外の穴は縄文晩期で、右奥の方に縄文後期の土器捨て場です。

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こちらは炭窯の跡です。
高温で炭を燃やして焼けた赤黒い土、付近から鉄滓、炉壁、フイゴの羽口も出てきました。
山田では古代に鉄を作っていたのですが、船越半島の大浦でも作っていたと考えられる跡が出てきたのは初めてなのだそうです。

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こちらは建物の柱跡です。
先ほどの炭窯のすぐ隣に、一辺2.1mのほぼ正方形の建物があったと思われます。

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こちらは縄文後期、4000年くらい前の時代の土器捨て場と考えられる場所です。
向こう側に立つと分かるのですが、ここから山田湾が一望できます。

この捨て場から土器や石器、土偶などがたくさん出てきました。
ヒスイのペンダントが出てきたのもここです。
捨て場と言っても、感覚としては私たちのゴミ捨て場ではなく、土に還す、大事にされているような感じなのだそうです。

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探してみると土の断面には土器がちらほらと顔を出していました。

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長くなりましたので1度ここで切ります。

こういった遺跡の、高台でかつ海が一望できる場所の選定に、昔の人たちの知恵を感じ、改めて驚きます。
明日は出土品編(中央にある茶色いプレハブ内)です。(^_^)/
(和)
posted by 山田町観光協会 at 09:51| Comment(4) | 史跡

2013年07月15日

さをり織りコースター

震災後、仮設での物づくり収入源として提案されました「さをり織」。
宮古から徐々に広まり定着し、山田でも仮設のお母さんたちのが一つ一つ作っています。

道の駅さんで売ってますさをり織りグッズも、底力ポロシャツカスタムや携帯ストラップまいっかちゃんなど、バリエーションが増えてきました(^^)
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まいっかちゃん。
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ストラップですが、クッションの方はマチ針を刺したくなります(*^_^*)

こちらを作っているのはさをり織り作りグループの一つ、山田の船越の方のグループで「ANROOP(アンループ)」さんです。




そして、この度はコースターが登場です。
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鯨や船の形で切りぬかれた窓からさをり織が顔を覗かせます。
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中を開くと、コースターの全体像が。
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こちらなど海のさざ波みたいですね(^^)

1個500円です。(売り上げは「ANROOP」の方達への収入となります。)


暑い季節に冷たい飲み物を置く時あったら嬉しいコースター。
お土産に、プレゼントにいかがですか?(^_^)/
(和)
posted by 山田町観光協会 at 17:46| Comment(0) | 日記

2013年07月14日

魹ヶ埼灯台一般公開!

ここ最近雨続きですが、今朝は久しぶりに太陽が顔を出しました。
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明日7月15日、魹(トド)ヶ崎灯台の一般公開が行われます。
本州最東端の魹ヶ崎灯台は、普段は中へは入れませんが、明日は海の日にちなんで一般公開されます。
灯台の資料展示や、本州最東端の灯台からの眺めなどをご覧になれます。
また、ご来場者には魹ヶ崎灯台到達証明書が発行されます。

公開時間は10:30〜14:00まで、入場は無料となっております。

天候が悪い場合は中止となります。
公開の有無は釜石海上保安庁のHPをチェックしてください。
晴れるといいですね晴れ

魹ヶ崎灯台の中を覗いてみたい方、本州最東端からの眺めを堪能したい方はぜひどうぞ!

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船越長林から。
右が船越半島、左は手前が明神崎、奥は重茂半島ですが角度的に魹ヶ崎ではないようです。残念。

※灯台まで車では行けません。

※最短でも片道約4kmの山道を歩きます。
 長袖長ズボンの歩きやすい服装で来て下さい。
 また、日没前には登り口へ戻られるようにして下さい。

※登り口までも国道45号から車で数十分かかりますので、時間配分
に気をつけて下さい。

※灯台にはトイレ、飲料水等はありません。

※悪天候の場合は中止するとなります。
 釜石海上保安庁のホームページをチェックしてください。

お問合せ先は
釜石海上保安部交通課(0193-22-3830)まで


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(和)
posted by 山田町観光協会 at 13:14| Comment(0) | 日記

2013年07月13日

山田小学校!

震災後、この山田町に何度も足を運んで下さった山田マチさんがこの度本を出しました。

その名も、ぴかぴか(新しい)「山田県立 山田小学校」ぴかぴか(新しい)
児童書です。
2冊同時です。

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山田をこよなく愛するマチさん、お話に出てくる舞台もみんな山田です。
山田小学校に山田商店街、山田島、はては山田城に山田県と山田づくしです。
そんな、日本で48番目の県「山田県」で繰り広げられる山田小学校の日常生活は、マチさんのお話らしくとてもゆるゆるで何か変で、思わずクスッと笑ってしまいます。

裏表紙には山田小学校の校歌がありました。
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海と山を愛する山田小学校の校歌は思わず一緒に歌いたくなります。(^^♪


さて、当の私たちの山田町には、現在山田小学校はありません。
30年ほど前まであった山田町立山田小学校は山田南小学校と山田北小学校に分かれたのです。
けれども中学校は今も山田町立山田中学校が健在です。
山田高校もありますが、こちらは岩手県立山田高校で、大変惜しいです。

名前が同じというだけで、こんなに嬉しくなってしまうのは何故なんでしょうね?(^^ゞ
(和)
posted by 山田町観光協会 at 11:31| Comment(0) | 日記